学校のSDGs活動をNSPがサポート!
クラス、生徒会で取り組んでいる学校のSDGs活動をNAGANO SDGs PROJECTがお手伝いしています
長野県内にSDGsを広めるべく、さまざまな方法で普及活動を行ってきたNAGANO SDGs PROJECT(NSP)も、今年で5年目に突入しました。今年度から新たな試みとして、県内の小中学校とのコラボレーション企画を実施することが決定!子どもたちをサポートしながら一緒に活動を行い、さらなるSDGs達成を目指していきます。
4月21日(金)にコラボ校の1つである須坂市立東中学校でキックオフ生徒集会を開催しました。体育館には全校生徒158名が集まり、冒頭は先生のリードで、昨年生徒たちが取り組んだ「ピアノ修復プロジェクト」の活動を振り返りました。
「PLEYELに命を吹き込む」をテーマに、約100年前に学校に寄贈されたPLEYEL社製のピアノを復活させるべく、資金調達からピアノの修理、イベント企画、情報発信まで、生徒たちが主導となって取り組んだこのプロジェクト。生徒たちは、学年・性別を超えたグループでの活動、企業や学校外の人々との深い関わり合いを通して、見事ピアノの修復を成し遂げました。活動に関するアンケートでは、「今年もPLEYELの活動を継続したい」という生徒が半数以上を占め、特別な思いがつまっている活動のようです。
このほかにも、SDGs商品の開発、野菜の栽培、東フラワー街道の調査、東中音頭の復活に挑戦したいという声もあるようで、生徒たちの「学校や地域のためにできること」を考える前向きな姿勢が印象的でした。
続いて、NSP事務局の竹節氏が登壇し、今回のコラボレーション企画について説明しました。NSPの活動は多くの県内企業・団体の皆さんにご協力をいただいていること、NSPを通して県内企業・団体と東中学校がつながれば、世界との交流や伝統野菜の栽培・活用など、さまざまなSDGs活動を発展させていけることを伝えました。
「皆さんには、フレッシュで規格外なアイデアを期待しています。現実的なことは二の次に、『SDGsのためにこんなことができないかな?』を発散してください!」と期待を語りました。
最後に、生徒の皆さんにこれからどんな活動をしたいかを考えてもらいました。「東中音頭の振付を考えて、バズらせたい!」「青春ドラマを撮影して文化祭で流したい!」「学校の近くに野菜の直売所をつくりたい」などなど。短時間でしたが、新鮮でフワクワクするようなアイデアがたくさん飛び交っていて、これからの活動に大きな期待が沸く、キックオフ生徒集会になりました。これからどんなプロジェクトが誕生するのかとても楽しみです!
School of SDGsは定期的に更新予定。お楽しみください!