文化学園長野高等学校1年4組5班
ターゲット5
同一労働、同一賃金のメリット、デメリットを明らかにすることで、ターゲット5の正当性を確かめたいから。
私たちは、2学期、夏休み明けから『総合的探求の時間』を利用して、学年全体でSDGsの問題に取り組み始めました。17のゴールの中から、各グループ共通のターゲットを絞り、今回、上記のテーマを決定しました。
まず、初めにSDGsとは何か、そして、私たちが掲げたテーマの実態を、より正確に、多角的に知るために仲間とともに調べ学習、グループ討議、2月の校内プレゼンテーションを通して、他人ごとではない自分たちの問題として情報発信をしたいと考えています。
テーマを実行するために、現在予定している活動計画は
1.外部講師によるSDGs講演会
2.カードゲーム、ワークショップ等を通して、SDGsへの理解を深めたり、ともに活動する仕方を身につける
3.グループ討議(情報収集、整理・分析)
4.プレゼンテーション(まとめ・表現) テーマ課題解決の具現化(2月)
私達は、企業側と労働者側それぞれの視点から見た同一労働同一賃金のメリットとデメリットを調べた。
同一労働同一賃金を実現させることが出来れば、企業と非正規労働者には多くのメリットがあることが分かりました。
しかし、正規雇用社員にはあまりメリットがないように思える。また、それによって正規社員の不満がたかまる可能性もうかがえる。
同一労働同一賃金を行うことで雇用の幅が広がったり、待遇が良くなるなど多くのメリットがあることは分かった。
ただ、それらによってみんなが平等になるとは思えない。学習を通して、同一労働同一賃金は本当に本来の目的を果たせていると言えるのかという疑問が残った。
まだ高校生だから、とどこか他人事のようにとらえてしまうのではなく、これから社会の一員として働く立場になる人間として、この同一労働同一賃金の課題を問題視していく必要があると思う。