長野高等学校 2年 2組 2班


高齢者の自動車利用を考える

【テーマ(目標や課題)を選んだ理由】

高齢ドライバーによる死亡事故の増加が問題になっている中、運転アシスト機能付の自動車など技術面からではなく、免許更新制度の制度(ドライバーの健康、運転技能)面からアプローチできる事があると思ったので。

【テーマを実行するには(方法など)】

1.フィールドワーク

・現在の運転免許制度を知るために長野県警にて調査

・専門家の意見を聞くために信州大学工学部に行く

 

2.校内課題研究発表会

 

3.台湾研修

・プレゼンテーション

《活動内容》

1.フィールドワーク

・現在の運転免許制度を知るために長野県警に行った。貴重な一次情報を入手することができた。

・専門家の意見を聞くために信州大学工学部に行った。実際にはそれをお聞きするだけでなく、本来の目的とは外れてしまったが、研究の進展に詰まっていた自分たちに研究方法をご教授下さり、自分たちの明確な研究の方向を見出すことができた。

 

2.校内課題研究発表会

・1・2年生に日本語で発表をした。オーディエンスから質問をされたが、それが想定内のものであったため、即座に回答することができた。

 

3.台湾研修

・プレゼンテーションをしたが、英語でスムーズに発表することができた。しかし質問されなかったので、オーディエンスを引き込むための質問などをすればよかった。

《活動を通して学んだこと・感じたこと》

高齢ドライバーによる死亡事故の増加が問題になっている中、運転アシスト機能付の自動車など技術面からではなく、免許更新制度の制度(ドライバーの健康、運転技能)面からアプローチできる事があると思って、課題研究を進めてきた。

今回、世界に目を向けるということで、主に欧米の国の免許制度を見てきたが日本にはみられない、徹底した健康状態の把握と、一人一人に応じたサポートがあった。日本の制度では、免許の更新か剥奪という二択だったのに対し、海外には、限定免許というフレキシブルなサポートがあり、それをベースに自分たちの提案を考えた。

高齢ドライバーの対策といえば、技術面に頼りがちである。しかし、それだけでは不十分で、カバーしきれないところがある。AIなどを駆使すれば、大量のデータを処理することが出来るようになって来た。これからは、一人一人の事情をしっかり把握し、もっと一人一人に寄り添った制度作りを進めていく必要がある。

《今回の活動から考えられる次の行動》

自動運転技術、運転サポート技術と自分たちの提案をどうやって融合するか考える。