長野東高等学校 1学年 J講
世界では、発展途上国で飢餓により命を落とす人が沢山いる一方で、先進国では食品ロスにより、沢山の
食料が捨てられているという現状を改善しないといけないと考えたから。
また、先進国の日本においても、貧困などによって十分に食事が取れず、「子ども食堂」などの支援が行われ
ている実態があることを知ったから。
・世界の飢餓の状況を知ろう
・飢餓地域に支援活動をしている団体に募金をする
・クラウドファンディングを調べてやってみる。そしてそのお金で飢餓諸国に支援する
・日本でも発生している身近な飢餓にも目をむける
・食品を無駄にしないようにする
・調理するときに、過剰除去をしない
・食べられることのありがたさに感謝して食べる
・もったいないと思う心を大切にする
・冷蔵庫や食品庫内では「定位置管理」をして、「食べる分だけ買う」を実践する
・「使うかも?」と思うものは買わずに、「必ず使う」と思うものだけ買う
・余分な食品の「買いすぎ」,飲食店での「たのみすぎ」,食べれない量の「作りすぎ」などの「すぎ」をなくす
6月 4日 情報リテラシーについて学ぶ(Zoom学年一斉)
6月11日 探究学習ガイダンス(Zoom学年一斉)
6月18日 「SDGs入門」(Zoom学年一斉) JICA長野デスク 竹内岳 講師
7月 7日 「マッピング」で興味関心の方向を知ろう(Zoom学年一斉) 神谷雅志 講師
7月16日 探究学習テーマの決定(SDGs17ゴールに繋げる、個人別探究)(各クラス)
7月30日 探究学習計画の決定(各クラス)
8月 夏休み中に、自分が気になる問題についての書籍を読む
8月20日 探究学習計画の修正(各クラス)
9月25日 分野別講座にて探究学習レポートの作成 開始 (12講座)
10~11月 探究学習レポートの作成と発表原稿の準備 計7回 (12講座)
・子ども食堂に出掛け、取材を行った
・食品ロス対策について、スーパーやコンビニに取材を行った
・1学年全員にアンケートを実施し、世界における飢餓問題の認知度を調べた
・1学年全員にアンケートを実施し、身近な食品ロスについての意識調査をした
・飢餓状態を体験するために、1週間「1日食費200円以内で過ごす」実験を行った
12月10日 探究学習第一次(班別)発表会(1班当たり18名、11班)
12月17日 探究学習代表者発表会(11名)(Zoom学年一斉)
1月 7日 探究学習の振り返りとSDGs宣言(振り返りシート作成) (各クラス)
1月21日 先輩の探究活動を学ぶ(Zoom学年一斉) 本校3年生男子 講師
・世界の中で、飢餓が発生している地域は、アフリカや西アジアなどに集中していることが分かった。
・飢餓の発生要因には、気候変動による干ばつなどで耕地が荒廃し、食糧生産が落ち込んでしまったり、内戦・紛争などの影響で耕作ができなくなったというものが多い。ここにも温暖化が影響していると感じた。
・飢餓地域に、食糧援助や資金援助をするだけでなく、紛争などを無くすための政治課題の解決も行わなければならないことを強く感じた。
・途上国だけでなく、先進国の日本においても、貧困に根ざす飢餓(栄養失調)の問題があることがわかった。
・世界には飢餓問題が解決されずに存在する反面、先進国では食糧が廃棄される「食品ロス」の問題が深刻化していることがとても気になる。
・スーパーやコンビニなどに取材する中で、食品ロスを減らす取り組みとして、クリスマスケーキや恵方巻きなどの完全予約販売制や、お総菜などの値引き販売の時間の見直しを行うといった取り組みをしていることを知った。
・「子ども食堂」は、都会の話だと思っていたが、長野市にも取り組みをしている団体があることを知った。
・飢餓地域への支援につながる募金活動をしたい。(書き損じ葉書を寄付するなど)
・クラウドファンディングについて学び、自分たちでも募金を呼びかけられるようになりたい
・食品ロスを考える中で、自分たちも“買いすぎ”、“作りすぎ”、“飲食店での料理のたのみすぎ”をやめる。
・冷蔵庫に残っている食材を無駄にしないように、きちんと料理に使う。
・世界には食べたくても食べられない人もいることを思い出し、感謝の気持ちをもって日々を過ごす。
・食べ残しは絶対にしない。