長野高等学校 2年 4組 6班
現在、日本では少子高齢化が進み、地方では市町村の過疎化など住人が減ったことで様々な問題が起きている。
1.フィールドワーク
・長野県庁信州暮らし推進課を訪問、調査
2.校内課題研究発表会
3.台湾研修
・現地の学生へのプレゼンテーションとディスカッション
現在、日本では少子高齢化が進み、地方では市町村の過疎化など住人が減ったことで様々な問題が起きている。対称的に都市部では、住人が増えすぎて『待機児童』『交通渋滞』などの問題が起きている。そこで多くの人が暮らし続けることのできる町づくりをするため、SDGs NO.11 「住み続けるまちづくりを」に基づき、対策を考えた。両地域の問題を解決すべく私たちは『都市部から地方への移住』を提案する。仮に都市部から地方への移住を進めた場合、地方では人口が増え過疎化を遅らせることができ、移住者にとっても『待機児童』などの問題は解消される。都市部では、人口が減少することで先にあげたような問題が解消される。多くの人が移住できるように長野県庁信州暮らし推進課にFWに行き、現在の長野県への移住状況についてお話を伺った。そこから、テレビ、ラジオ、インターネット、電光掲示板など様々な媒体を利用したり、有名な名所、遺跡などを活用するということも有効だろうという結論に至った。
以上の研究を台湾で現地の学生に向けて発表し、現地学生らと将来の社会について話し合った。
研究を通して、日本では少子高齢化が叫ばれているにも関わらず効果的な解決策が未だないことを知り、危機感を持った。都市部の人口を地方に分散させても結局は日本全体の人口は減ってしまうため私達の提案は根本的な解決策にはなっておらず、また見つけられなかったことから、人口問題の根深さを痛感し、社会がもっと早急に取り組まなければならないと感じた。
人口減少を止めることは確かに不可能なことではあるが、今回の研究を通してまず人口問題に対して興味関心をもち、知ることが大前提として必要になると思う。そして、小さなことでもセミナーに参加したりインターネットで発信したりして多くの人に深刻な問題だと気づいてもらえるように行動するべきだと学んだ。誰もが解決したいと望むくらいの認知度を上げた暁には、人口を増加できるような具体的な解決策を考えたい。