文化学園長野高等学校1年2組6班
ターゲット13_1
年々、多くの自然災害が世界で起きており、いつどこで起きるかわからない災害に対して意識を高める必要があると思ったから。
私たちは、2学期、夏休み明けから『総合的探求の時間』を利用して、学年全体でSDGsの問題に取り組み始めました。17のゴールの中から、各グループ共通のターゲットを絞り、今回、上記のテーマを決定しました。
まず、初めにSDGsとは何か、そして、私たちが掲げたテーマの実態を、より正確に、多角的に知るために仲間とともに調べ学習、グループ討議、2月の校内プレゼンテーションを通して、他人ごとではない自分たちの問題として情報発信をしたいと考えています。
テーマを実行するために、現在予定している活動計画は
1.外部講師によるSDGs講演会
2.カードゲーム、ワークショップ等を通して、SDGsへの理解を深めたり、ともに活動する仕方を身につける
3.グループ討議(情報収集、整理・分析)
4.プレゼンテーション(まとめ・表現) テーマ課題解決の具現化(2月)
現状
警鐘が鳴るまで非難をしない災害が起きてから行動する人がほとんど。
危険予知能力の低下
日本で起きている自然災害に対して、7割の人が防災対策をしていない。
海外と日本の災害に対する意識の違い
日本
日本は自然災害が多いが故「災害が起きても仕方がない」という無常観。
アメリカ
「アメリカは防災をマネジメントとしてとらえていて、災害時の現場に立つ人をいかに教育し専門家として育てるか、いかに効率よくリソースを災害現場に配置して人命救助に当たるかが最優先されるか日本の場合はインフラや国土利用などハードウェアの整備に焦点が当てられやすい」
国内
関東、関西での災害に対する意識の違い
関東の災害の意味は「しのぐ」関西では「耐える」と言われている。
関東が求めるものは、「防災備蓄倉庫」「非常用電源設備」と言った災害後に「しのぐ」設備。
関西では、「免震・耐震構造」と言った地震に対する「せつび」が求められる傾向にある。
東日本大震災では、物資不足や計画停電などの経験があった。
阪神淡路大震災ではビルやマンション、家屋の倒壊、全壊がおおくみられた。
この災害の体験の違いが、このような意識の違いを生み出したと考えられる。
災害状況として
東日本大震災
死者 1万5千人 行方不明者 7千5百人 負傷者 5千4百人(津波の被害)
阪神淡路大震災
死者 6434人 行方不明者 3人 負傷者 43792人
関東では計118回、関西では計14回の地震が起きていた。
災害に「耐える」災害後に「しのぐ」どちらも命を守るのには欠かすことのできない対策。
しかし、育った環境によって、無意識のうちに意識やニーズの違いが生じてしまう。
まとめ
日本と海外の防災意識の差が分かった。
同じ「日本」という国でもちいきによって意識の差があるんだということが分かった
日本と海外では日本の方が災害が多いのに、海外の方が防災意識が高いことが分かった。
日本内では、関西の方が関東に比べて災害に備えた準備が備わっている。
関西は昔、阪神淡路大震災がおっこたから関東に比べて、災害に備えた準備が整っているのかな、と思った。
家族で災害になった時の避難場所確認や、非常食などの備え。
防災アプリなど身近なところに災害関連の物を日頃からおいておく