文化学園長野高等学校1年5組5班


物質乱用者を減らし、治療を強化することで再犯者を出さない。

ターゲット5

【テーマ(目標や課題)を選んだ理由】

日本の薬物乱用者の再犯者が減少していない現状がある。身近に危険が潜む、考えやすく、考えなければならない問題だと思ったから。

【テーマを実行するには(方法など)】

私たちは、2学期、夏休み明けから『総合的探求の時間』を利用して、学年全体でSDGsの問題に取り組み始めました。17のゴールの中から、各グループ共通のターゲットを絞り、今回、上記のテーマを決定しました。

まず、初めにSDGsとは何か、そして、私たちが掲げたテーマの実態を、より正確に、多角的に知るために仲間とともに調べ学習、グループ討議、2月の校内プレゼンテーションを通して、他人ごとではない自分たちの問題として情報発信をしたいと考えています。

 

テーマを実行するために、現在予定している活動計画は

1.外部講師によるSDGs講演会

2.カードゲーム、ワークショップ等を通して、SDGsへの理解を深めたり、ともに活動する仕方を身につける

3.グループ討議(情報収集、整理・分析)

4.プレゼンテーション(まとめ・表現) テーマ課題解決の具現化(2月)

《活動内容》

<日本> 覚醒剤事犯者と再乱用者の比率は、10年間で10%増えていた。

<都道府県別>

再乱用者率の全国平均55.8%に対して最も多かったのが群馬県で83.8%

最も少なかったのが栃木県で8.8%

<再乱用者に対する対策>

群馬

・保護観察の充実強化

・相談窓口体制の充実と一般への周知徹底

・薬物依存患者の支援強化

栃木

・再乱用防止教育事業

・家族会事業

・相談窓口事業

・経過観察指導事業

・再発予防プログラム

・薬物依存症を家族と共に考える会

《活動を通して学んだこと・感じたこと》

再乱用者率の低い県は再乱用者に対する対策を多く行っていた。また、対策の内容にも違いがあり薬物乱用者の家族と相談する機会を設けたり、薬物依存の治療を行っていた。薬物依存者の周りの人も一緒になり、薬物依存について深く考えることが大切だと思った。

《今回の活動から考えられる次の行動》

薬物再乱用者率の高い県は低い県の対策を取り入れることで、日本の再乱用者率は下げられるだろう。また、私たち一人ひとりが薬物依存について真剣に考えていくことが大切だ。