文化学園長野高等学校1年6組2班
ターゲット4・a
外国籍の児童生徒が全国で約80119人いて、その内日本語指導が必要な外国籍の児童生徒が約34335人いる。その割合は42・9%であり、約半数の児童生徒が日本語指導を必要としている現状があるため。
私たちは、2学期、夏休み明けから『総合的探求の時間』を利用して、学年全体でSDGsの問題に取り組み始めました。17のゴールの中から、各グループ共通のターゲットを絞り、今回、上記のテーマを決定しました。
まず、初めにSDGsとは何か、そして、私たちが掲げたテーマの実態を、より正確に、多角的に知るために仲間とともに調べ学習、グループ討議、2月の校内プレゼンテーションを通して、他人ごとではない自分たちの問題として情報発信をしたいと考えています。
テーマを実行するために、現在予定している活動計画は
1.外部講師によるSDGs講演会
2.カードゲーム、ワークショップ等を通して、SDGsへの理解を深めたり、ともに活動する仕方を身につける
3.グループ討議(情報収集、整理・分析)
4.プレゼンテーション(まとめ・表現) テーマ課題解決の具現化(2月)
日本語が分からない児童生徒に豊かな教育を
資料集め
レポート作り
分かったこと
現状
・日本語が分からない児童生徒がふえてきていて、指導者も大勢必要になっている。
・日本語の分からない生徒の母国語の多様化によって、様々な言語に対応した分かりやすい支援を行っていく必要が出てきて、それに伴い有能な指導者が必要になっている。
・文部科学省は、指導・支援体制整備や、定住外国人の子供の就学促進事業、多言語翻訳システム等ICTを活用した支援の充実、高校生に対する包括支援、教員の指導力向上、実践交流、情報交換、などの様々な取り組みをしているが、国が直接支援するには対象が多すぎるため自治体を支援したりなど間接的な支援を行っている。
このテーマについて調べるにあたって、ずっと日本語指導を充実させることに重点を置いていたが、指導だけでなく周りの人の理解も必要だと感じた。支援員や学校への支援だけでなく日本語指導が必要な人に対するクラスの理解を深める必要もあると思った。
実際に日本語指導が必要な児童生徒がいる学校、施設を訪問し取材する。
外国語で、普段日本語の授業を受けてみる。