長野高等学校2年 1組 3班
持続可能な消費と生産のパターンを確保する
日本は国土面積が小さいため、ゴミの焼却がゴミ処理の主流になっている。台湾ではゴミを燃焼することによって多くの電気を得ることが出来ている。ゴミを最大限リサイクルするのは前提として、ごみの焼却において台湾の仕組みを日本にも導入することができたら、燃やすだけで終わってしまうゴミも、資源として活用できるのではないかと思った。
1.フィールドワーク
・県庁や関係機関へ訪問し、現状を調査
2.校内課題研究発表会
3.台湾研修
・現状調査
長野県庁環境部 資源循環推進課/ながの環境エネルギーセンターを訪問してインタビュー
地方のごみ処理場を統一
(詳細)
長野県のごみ処理場によるごみ処理方法は大きく分けて二つに分かれる。
地方 →准連続運転(週に数回、少なくとも7日よりは少ない回数の稼動)
都市部→全連続運転(運び込まれるごみの量が多いため、毎日稼働)
地方の准連続運転は処理場をさかんに動かしたり止めたりするので、多大なエネルギー、費用が必要。
また、地方の全連続運転はごみを多く処理するため、安定した電力供給が可能。
ふたつの利益を鑑みるに、地方の処理方法を全連続に移行したほうが効率は良い。
地方の処理場は各々が抱えるごみの量が少ないので、統一することが可能だと考えた。
デメリットとして、ごみを運ぶための燃料や二酸化炭素の増加があげられる。これを改善するための手段として、今まで准連続運転で動いていたような、地方の施設をごみをためる場所として活用する。准連続運転を行っている地域はそもそものごみの量が少ないため、ごみが一定量ためるまで施設にごみを溜め、往復回数を少なくすることが可能である。上に述べたように、准連続運転にかかるコストを考えると、この案の実行はより環境に優しい方法であるといえる。
台湾のごみに対する政策については、現段階でごみの最終処分量が少ない長野県に不適と判断した。