茅野市立永明中学校 令和2年度生徒会


SDGsの視点から「持続可能」な生徒会活動を推進しよう!

【テーマ(目標や課題)を選んだ理由】

・本部会、協議会、生活、給食、美化、保健、学芸、体育、文化祭実行、会誌報道、放送、図書、園芸、福祉ボランティアのそれぞれの委員会活動を「持続可能」なものにしていくためにSDGsの視点を取り入れ、活動を行っていきたい。

【テーマを実行するには(方法など)】

・年間を見通した計画書(生徒総会議案書)を練り上げる段階でそれぞれの活動がSDGsの何番の目標を達成できそうか考え、計画書にシールを貼る。

・活動後は、SDGsの視点をふまえた振り返りを行う。

・人権集会(主に人権の目標をターゲットに)を行っている。

・文化祭でSDGsの17の目標をチェックポイントにしたオリエンテーリングを行った。

活動報告

活動内容

(1)生徒会活動(一部抜粋)


・本部会・・・人権まもるくんやあゆみちゃんの着ぐるみを着て、あいさつ運動。


・協議会・・・各委員会の活動がよりよいものになるよう考える。


・生活・・・・時間や服装を守り、規律を整える。 16


・美化・・・・生活環境を整える。環境に配慮して水の量やお湯の量を考える。11 13 6


・給食・・・・残食をへらす。目標0g。2 13


・保健・・・・コロナウイルスをふくむすべてのウイルスや風邪予防。3


・学芸・・・・平和への祈り。合唱でつながる思い。16 17


・体育・・・・体を動かし、健康+仲を深める。3 17


・文化祭実行・アルミ缶や古紙はもちろん、お金にならないペットボトルも回収してます。12 13


・会誌報道・・紙は無駄にしない。情報は発信する。12 13 9


・放送・・・・定時放送や正確な記録で全校の活動を支える。9


・図書・・・・図書館来館者数を増やし、たくさんの本と出会う機会づくり。4


・園芸・・・・二十日大根を育てて、生産者の気持ちを知り、残食軽減へ。COも減らす。2 13


・福祉ボランティア・人権集会で日本や世界の情勢にまで目を向ける機会づくり。1 5 10


 


(2)文化祭(銀杏祭)生徒会企画


文化祭の生徒会企画では、SDGsの17の目標に対してもっとよく知り、興味を持って行動してほしいという思いから、17個のクイズや体験を考え、オリエンテーリングを実施した。


〔イベントの例〕


目標 3 エアロビクスで元気になろう。


目標 5 ジェンダー平等 男装・女装をして写真を撮ろう。


目標10  JICAからお借りしてきた世界の民族衣装を借りて写真を撮ろう。


  目標12 捨てられる物で作られた輪投げに挑戦しよう。


(3)生徒総会と活動報告書


〔議案書〕


議案書は年間計画、活動報告書ともにSDGsの視点を取り入れ、どのような活動が自分たちの生活や世界の情勢、地球環境をよりよくしていけるかということを考えながら作成した。


〔総会〕


生徒総会では、残食を減らすことや資源回収の回数を増やすことなど、環境の意識の高い質問や意見が全校から多く上がった。また、豆つかみ大会や部活動対抗リレーなど男女や身体能力によらず、全校が力を発揮できる機会を来年度も引き続き行ってほしいという要望が多く出た。これは、SDGsの「誰一人取り残さない」という理念を学校生活の中で体現しようと役員たちが努力してきた成果が全校にも伝わったからではないかと考えられる。


活動を通して学んだこと・感じたこと

・私たちがもっと考えていかないとSDGsの項目はまだまだ沢  山あってどう解決していくのかが重要だと思った。


・実際今の世界は貧しい人たちがたくさんいます。しかし、今回  の企画を通してわかったことは、まだ貧しい人たちを救えると思いました。


・今自分がやっていることはSDGsの何番につながるかを考え  ているのが大切だと思いました。


今回の活動から考えられる次の行動

来年度の生徒会へ引き継いでいきます!