文化学園長野高等学校1年5組8班


すべての人々の能力及び政治的な含有を促進する。

ターゲット2

【テーマ(目標や課題)を選んだ理由】

グローバルな解決策で、金融市場、各機関の規制の監視の改善が必要だと思ったから。

【テーマを実行するには(方法など)】

私たちは、2学期、夏休み明けから『総合的探求の時間』を利用して、学年全体でSDGsの問題に取り組み始めました。17のゴールの中から、各グループ共通のターゲットを絞り、今回、上記のテーマを決定しました。

まず、初めにSDGsとは何か、そして、私たちが掲げたテーマの実態を、より正確に、多角的に知るために仲間とともに調べ学習、グループ討議、2月の校内プレゼンテーションを通して、他人ごとではない自分たちの問題として情報発信をしたいと考えています。

 

テーマを実行するために、現在予定している活動計画は

1.外部講師によるSDGs講演会

2.カードゲーム、ワークショップ等を通して、SDGsへの理解を深めたり、ともに活動する仕方を身につける

3.グループ討議(情報収集、整理・分析)

4.プレゼンテーション(まとめ・表現) テーマ課題解決の具現化(2月)

《テーマ》

世界中で見られる貧富の差

《活動内容》

貧富の差が起こる理由は、ほんの一握りのお金持ちに、世界の富が集中することで貧富の差が広がってしまったり、周りに家族や友人、コミュニティーなどの支えがないと立ち直ることが難しく、社会的に孤立して貧困に陥ってしまう人が多くいたり、いったん陥るとなかなか自分の力だけでは抜け出すことが出来なくなってしまうから。

このような、貧富の差を解決するためには、富裕層の所得や資産に対する累進課税や相続税を強化したり、お金持ちや高額所得者に税金をより多く納めてもらい、いわゆる社会的弱者の支援に使ったりするべきである。

 

世界で起こっている所得格差問題として、世界の最富裕層の10%が全世界の所得の40%近くを占有していたり、十分な資産を持つ富裕層がいる一方で、1日に2米ドル以下で生活する極度の貧困状態で生活したりしている人もいる。

所得格差が特に大きい国や地域の中に、中国やインドなどが挙がる。中国では沿岸を中心とした都市部と農村部で所得格差が開くこととなり、産業構造や中央と地方政府間の財政関係などが問題だと考えられている。

 

一方でインドではIT部門を担う労働者には質の高い労働と所得が得られる一方で、識字率などの点で大き

な差が開くこととなり、このような職につけない人は所得が低くなる傾向にある。

このような所得格差に対する解決策として、金融市場や金融機関の規制と監視の改善や開発援助や外国直接投資の促進、先進国が積極的に開発援助や直接投資を行うことで、状況の整備を行い、国内経済の成長を促して、所得向上を図ることが必要だと考えられる。

《活動を通して学んだこと・感じたこと》

日本でも貧富の差は進んでいる。決して他人事ではないことを念頭に置きながら、私たちが貧困層にできることを、もっと一人一人考えていきたい。今回このテーマについて調べてみて、世界がどのような貧困問題に直面しているのか、どのような地域に貧富の差があるのかを理解できて、さらに貧困問題は解決しなければいけないとても重大な問題であることが分かった。

《今回の活動から考えられる次の行動》

ボランティアに積極的に参加し、私たちにでもできる発展途上国への支援をする。