文化学園長野高等学校1年6組4班


海の環境を守ろう

ターゲット1の目標

【テーマ(目標や課題)を選んだ理由】

今日では、海の環境を乱す原因となるものが沢山あり、そのような物から海を守っていくという気持ちを率直に表したいため。

【テーマを実行するには(方法など)】

私たちは、2学期、夏休み明けから『総合的探求の時間』を利用して、学年全体でSDGsの問題に取り組み始めました。17のゴールの中から、各グループ共通のターゲットを絞り、今回、上記のテーマを決定しました。

まず、初めにSDGsとは何か、そして、私たちが掲げたテーマの実態を、より正確に、多角的に知るために仲間とともに調べ学習、グループ討議、2月の校内プレゼンテーションを通して、他人ごとではない自分たちの問題として情報発信をしたいと考えています。

 

テーマを実行するために、現在予定している活動計画は

1.外部講師によるSDGs講演会

2.カードゲーム、ワークショップ等を通して、SDGsへの理解を深めたり、ともに活動する仕方を身につける

3.グループ討議(情報収集、整理・分析)

4.プレゼンテーション(まとめ・表現) テーマ課題解決の具現化(2月)

《活動内容》

・日本の現状については、日本海沿岸でゴミは多く、わずかに日本周辺のゴミは減っている。そして、油による汚染は取扱不注意などによる。これは、人為的要因などが多くを含める。また、汚染している船舶の種類別割合は漁船が最も多い。その中でも大阪湾は、日本の中で最もゴミが少ない。大阪府の取り組みとしてポスター掲示やチラシ配り、環境イベント、SNSなどでの啓発をしている。また、下水処理技術が発達している。これらにより、水質改善がなされた。しかし、大規模埋め立てや海流の変化によって、湾の内側には栄養素が多く集まり、湾の外側には栄養素がなくなってしまった。その影響で魚がいなくなってしまい、漁業に影響が出た。そのことから、「綺麗すぎる海」と言われる。

・世界の現状は、海洋プラスチックのゴミと水産資源の問題がある。海洋プラスチックのゴミには漁具・食品・飲料の容器及び包装・タバコのライターやフィルターなどが含まれている。2010年に、海岸地域から発生したプラスチックゴミの量の推計値は9950万トンでそのうち3190万トンが不適切に廃棄され、480万〜1270万トンが海洋に流出したと考えられている。水産資源については、海の資源を持続的に維持できないほどに世界の魚の33%が獲られすぎている。それにより、1970年代から海の魚の量は驚くことに、今は1970年当時の49%の量しか海洋生物が存在していない。

《活動を通して学んだこと・感じたこと》

海洋汚染は世界各地で起こっている。そのため、世界中ではそれを解決するために様々な対策が行われており、実際に効果が出ているものもある。そして、海の環境を守るため私たちもゴミを捨てないなどといった心掛けをしていくことが重要なのではないかと感じた。

《今回の活動から考えられる次の行動》

今後は海に面していない長野県民にもできる河川の清掃などを通して水質の改善を目標とし、長野県から海洋汚染の解決に貢献していきたい。