世界を変えるために目指す17の目標ゴール、
・・・実現なんて難しいんじゃないの?
・・・具体的にどうすればいいの?
とお感じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも実はSDGsって、とても簡単なことから取り組めるんです。
「えっ、こんなこと?!」
きっと驚くでしょう。
私でも、あなたでも、誰にでも「簡単にできる」身近なSDGsの活動を、
1つずつピックアップしてお伝えしていきます。
ぜひ「今日から」SDGsの取り組みを始めてみてください!
<<今日のテーマ>>
「いじめに“NO”を出そう」
いじめ。
文部科学省では「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、
心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」
と定義されています。
皆さんは、いじめについてどう考えていますか?
どんな理由があろうとも、いじめは絶対にダメ?
いじめはダメだと思うけど、できるだけ関わりたくない?
いやいや、そうは言っても、いじめられる側にも問題がある?
そもそも、「いじめられても仕方がない」人は、本当にいるのでしょうか?
・自分(みんな)に対して嫌なことをしてくるから
・まわりの人と違うから
・空気が読めないから
・いつもおどおどしていて、まわりの顔色ばかりうかがっているから
・何をされても嫌だと言わないから
だから、暴力を振るわれたり、嫌なことをされたり言われたり、
孤立してしまったりしても、仕方がないのでしょうか。
自分の立場や尊厳を守るため、あるいは仲間の団結を図るために、
誰かを傷つけていいという権利は、誰にもありません。
たとえ「相手が何か嫌なことをしてきたから」という理由でも。
問題の解決方法は、他に必ずあります。「いじめ」は絶対に「間違った手段」です。
まずは、
・「いじめ」は絶対に「間違った手段」だと認識する
・いじめに対して「NOの空気」を出す
こんなことから始めてみてはいかがでしょうか。
いじめのエスカレートも抑制も、周囲の「空気」から始まります。
面白がったり、見て見ぬふりはせずに、
「ダメだよね」「おかしいよね」という空気を作りましょう。
友人と「良くないよね」と話し合ったり、
いじめられている子を手紙やメールで励ましたり、
陰口が始まったらサラッと話題を変えたり。
信用できる大人に相談するのも、もちろん有効な手段です。
1人で頑張ってかばうのは、本当に大変なこと。
だから、まわりを巻き込んで、みんなでいじめに「NO」を出しましょう。
小さな行動も、みんなでやれば大きな変化になります。
ぜひ今日から意識してみてください!
■■■今日のゴール■■■
ゴール10:「人や国の不平等をなくそう」
ゴール16:「平和と公正をすべての人に」
ゴール17:「パートナーシップで目標を達成しよう」