世界を変えるために目指す17の目標ゴール、
・・・実現なんて難しいんじゃないの?
・・・具体的にどうすればいいの?
とお感じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも実はSDGsって、とても簡単なことから取り組めるんです。
「えっ、こんなこと?!」
きっと驚くでしょう。
私でも、あなたでも、誰にでも「簡単にできる」身近なSDGsの活動を、
1つずつピックアップしてお伝えしていきます。
ぜひ「今日から」SDGsの取り組みを始めてみてください!
<<今日のテーマ>>
「世界の子どもたちにワクチンを」
「5.6秒に1人」。これがなんの数だか分かりますか?
世界で5歳の誕生日を迎えられないまま亡くなっている子どもの数。
その数、年間520万人。
そして、その中の約3人に1人は「ワクチンで防げる感染症」によって命を奪われています。
死亡原因の上位を占めるのは、出産時の合併症や肺炎、下痢、新生児血敗症、マラリアなど、すべて予防や治療が可能なものばかり。
またジフテリア・破傷風・百日咳など、日本では10人中9.9人の子どもが受けられるワクチンが、世界平均では8.6人、赤道ギニア(アフリカ)とウクライナにいたっては1.9人しか受けられず、年間150万人もの小さな子どもが命を落としています。
20年前に比べればワクチンが安価に入手できるようになったため、現在までにその数は半減したそうですが、開発途上国にとって感染症は未だに大きな脅威のまま。小さな診療所に行くにも歩いて数時間と、多大な時間と労力がかかる地域が多くあります。
あらかじめワクチンで病気を予防できれば、救える命がさらに増えるのです。
子どもたちにワクチンを届けるためにできることとしては、まず「募金」が挙げられるでしょう。
3,000円の支援が、111回分のワクチンになります。
(ユニセフ:https://www.unicef.or.jp/special/18sum/)
そのほかに、「さまざまな品物を寄付する」という手段も考えられます。例えばペットボトルのキャップを集めて寄付すると、その売却益でワクチンを届けることができるのです。
まずは、
・信頼できる寄付先を探す
・ペットボトルキャップや衣服、不要な本やDVD、書き損じはがきなど
寄付ができるものを集め、団体の規則に沿って送る
・家族や友人、学校や会社などでも寄付を呼びかけてみる
こんなことから始めてみてはいかがでしょうか。
小さな行動も、みんなでやれば大きな変化になります。
ぜひ今日から意識してみてください!
■■■今日のゴール■■■
ゴール1:「貧困をなくそう」
ゴール3:「すべての人に健康と福祉を」
ゴール10:「人や国の不平等をなくそう」