News

長野市川中島駅前にある【フリースクール未来】で、市内公立中学校（現在３校）の定期テストを同日受験することで、正式な成績の認定をしてもらえることなり、さらに美術・技術家庭・音楽・体育の技能教科も、学校の課題をフリースクールにて取り組むことで成績認定してもらえることになりました。今まで【登校扱い】を認めてくれる学校は多かったのですが、【成績認定】の事例は長野市で初となります。公立の中学校では県内でも事例を耳にしたことがありません。全国的にみてもかなり先駆けだと思います。

先日のニュースでも報道されたように、昨年度19万人だった不登校児が、たった一年で24.5万人に急増している不登校生。学校に行かなくても登校扱い及び成績認定をしてもらえるということは、学校に通っている生徒と同等の対応ということなのです。

定期テストを受けていないと、調査書の【各教科の学習の記録】（俗にいう内申点）の欄に評定がつきません。高校進学（特に公立高校）を考えた時に、これはとても不利になります。この成績認定が普及していけば、学校に行かないことで受験に不利になることがなくなるのです。

そして【フリースクール未来】に通う中学生達と、通信制高校【川中島高等学園】の高校生達が一緒に、初めての文化祭を11月３日に開催します。学習の成果や自分達の特技（音楽や芸術）の発表。そして地域の方々の音楽や芸術の発表も行います。長野県出身監督による映画上映会も同時開催します。

詳しくはこちらから。