信州大学教育学部付属長野小学校の前期環境委員会では、児童会の活動として、児童の皆さんにSDGsとは何かを理解してもらうための広報活動とリサイクル・リユース活動を中心に行いました。
広報活動では、環境委員が食品ロスやゴミについてなど、身近な題材を採り上げて「 環境新聞」を作りました。また身の回りの環境問題について自分たちがどういった取り組みをしているかを葉っぱの形をした紙に書いてもらい、模造紙に書いた木にはっていくという「SDGsの木」を行いました。どうしたら自分たちの住む環境がよくできるかというアイデアがたくさん書かれていて、自分なりの「 SDGs」をやっていることがわかりました。このほかにも、節電ポスターを作ったり、お昼の時間に環境に関する新聞記事を紹介する放送をしたりしました。
リサイクル活動として家庭から出る古紙などを回収する資源ゴミ回収を行い、それを売った代金を学校の運営費にあてました。
さらにリユース活動として「 附属小マーケット」を企画しました。家にある使わなくなった文房具や本を持ち寄り、それを必要とする児童の皆さんに使ってもらうというものです。使えるものを再利用することで、SDGsを考える機会になると思います。たくさんの文房具や本が集まり、それを必要な人に分配することができました。
SDGsや環境問題は、身近なことから始められることが理解してもらえたと思います。これからもSDGsについて考えて取り組むことを続けていきます。