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小諸市立小諸東中学校の3年生の皆さんは、「みんなで考える私たちの未来Ⅱ」プログラムとして、総合学習の時間に、この3年間SDGsをゴール別で調べ学習を実施してきました。各専門の講師の方を招いて知識や情報を学んだり、それをヒントに自分たちでもいろいろ調べてきました。

１・2年次の学年末発表会は、新型コロナウィルスの影響で、オンラインで実施をしてきたので、体育館に200名もの生徒が集まって、実際に顔を合わせて発表会をするのは初めてでした。そんな初めてのリアル開催にも関わらず、生徒の皆さんが自ら準備をし、進行を行っていました。

発表会は三部構成で実施され、第一部はSDGs1～６、第二部はSDGs7～11、第三部はSDGs12～17の発表でした。一部終わるごとに、聞いていた生徒さん達が発表に対する感想や質問をタブレットに入力し、それを見ながら進行役の二人の生徒さんが、気になった意見や質問を拾い上げ、それを入力した生徒さんに発言をしてもらい、それに対して発表者が感想や答えをいい、そして進行役の生徒さんが、２者の意見などをまとめたり、その都度の内容に感想を言うという、プロ顔負けの進行をしていました。

どのゴールも世界と日本の状況やそのゴールを達成するための各国の対策、そして自分たちにもできることを発表していました。各国の良い点、悪い点など、そして地元の小諸市についてもとても詳しく述べて、私たち事務局もとても勉強になりました。

生徒の皆さんの発表の内容を書き留めているうちに、１つのゴールの原因が他のゴールであり、それが達成されない限りそのゴールを達成することはできないと改めて感じました。

そして、生徒さんたちも発表が進むにつれて、全てのゴールの達成が必要不可欠であるということに気づいていきました。

発表の中でも「知ることや知ってもらうことは大切」と言っていた生徒さんたちがいたように、今回の活動で、皆さんには沢山の気づきがあったようです。

この3月で中学を卒業し、次のステージに進む皆さんには、発表でも出た言葉のように「お互いを尊重し合い、協力して」、是非、具体的な行動に移していってもらいたいと思いました。そして、生徒さんの言葉のように「1人ひとりの力は小さいかもしれませんが、合わせれば大きな力になります！」

皆さん、卒業おめでとうございます！