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【須坂市立東中学校×NSPレポート②】 グルーバーレザーさんと「革製品のアップサイクル」に挑戦! いよいよ実制作!!

2024年09月10日

2024年7月24日(水)実施

今日は「革製品のアップサイクル」チーム、いよいよ製品実制作の日です。これまでオンラインで指導をいただいたグルーバーレザーの徳永さんと原山さんに実際に来校していただき、準備しておいた革製品の使用可能な部分を一緒に加工していきます。

今回つくるのは、「キーケース」「キーホルダー」「コインケース」など。まずは持ってきていただいた専用の型抜き機で、革の型を抜いていきます。機械に金属の抜き型を取り付け、台に置いた革をめがけて、ぐぐぐっと重いハンドルを下ろします。かなり集中力と力が要る作業です。

 

型抜きができた革から、みんなで手分けして金具を取り付けます。見本と同じ位置に、同じタイプのボタンや金具を取り付けますが、表と裏を間違えないよう慎重に1つ1つ穴を開け、槌で金具を打ち付けていきます。徳永さんと原山さんに指導してもらいながら、みんなどんどん手際が良くなっていきました。

使用する革はランドセルが多いので、ピンク色など通常の革製品には見られない色や模様が特徴的です。金具にも金色や銀色のものがあり、どの色の金具をどの革に合わせるかで仕上がりのイメージが違ってきます。「ここの金具はさあ、金色がいいと思うんだよね」「ええ?銀のがよくない?」みんな思い思いに金具を選び、仕上げていきました。

 

 

「ここ、何かに使えない?」「この形、何かにならないかな?」原山さんに相談すると、「こういうのはどう?」とアドバイスをくれます。ちいさな円形の革を3つ重ねて真ん中で止め、金具をつけてみたら、おしゃれなチャームのキーホルダーになりました。アイデアが形になった生徒は、とっても嬉しそうです。

 

ランドセルやハンドバッグ、はたまた靴やベルトまで、使用されなくなった革製品に、今日新たな命が宿りました。最終的には今回できた作品を文化祭で販売します。「これ、いくらで売る?」「いくらくらいになるかな?」生徒たちのワクワクはさらに続きます。

 

 

最後にみんなで記念撮影をして、今日の活動は終了。徳永さんからは「つくるよりも売る方が難しいと思うので頑張ってね」とエールをいただきました。自分たちの創意工夫したものが商品になる喜びと、商売の楽しさを味わえる、貴重な活動でした。

 

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